各種健診等保健事業
● 特定健康診査等実施計画(4期計画 令和6年度〜令和11年度)
1. 特定健康診査等の基本的考え方
   日本内科学会等内科系8学会が合同でメタボリックシンドロームの疾患概念と診断基準を示した。これは、内臓脂肪型に起因する糖尿病、高脂血症、高血圧は予防可能であり、発症した後でも血糖、血圧をコントロールすることにより重病化を予防することが可能であるという考え方を基本としている。
 メタボリックシンドロームの概念を導入することにより、内臓脂肪の蓄積や、体重増加等が様々な疾患の原因になることをデータで示すことができるため、健診受診者にとって生活習慣の改善に向けての明確な動機付けができるようになる。
 
 
2. 特定健康診査等の実施に係る留意事項
 
   今後、市町村国保の行う健康診査を受診している被扶養者の数を調査し、そのデータを受領するとともに、今後は当健康保険組合が主体となって特定健診を行いそのデータを管理する。
 
3. 事業者等が行う健康診断及び保健指導との関係
 
  事業者が健診を実施した場合は、当健康保険組合はそのデータを事業者から受領し健診データとして活用する。健診費用は、事業者が負担する。
 
4. 特定保健指導の基本的考え方
 
  生活習慣病予備群の保健指導の第一の目的は、生活習慣病に移行させないことである。
そのための保健指導では、対象者自身が健診結果を理解して自らの生活習慣を変えることができるように支援することにある。
  第4期特定健康診査等実施計画
このページの先頭に戻る